コヨーテラグタイムショーというアニメが毎週楽しみです。(新聞投書風)
最初はちょっとSFな活劇ものと思っていたのですが、そのSF部分にヘッポコな点が多く見受けられる様になって、「ああ、これは俺の好きな「珍作」だ!」とハートをキャッチされるに至った次弟です。

惑星間を航行出来る宇宙船がヘリコプターに追い回されたり、惑星間移動のための長距離ゲートウェイが破壊されたので目的地までそのまま(ピザでも食いながら)航行して行ったり、軽トラックみたいなハンドル操作の宇宙船で大気圏に突入したりと、ツッコミ所を挙げると切りが無いです。

キャラクターも不自然に魅力的で困ります。
主人公の親父は声が大塚明夫なので、何をしても魅力的でしかありません。
お約束の「麻酔無しで手術」もやりました。もう満腹です。

ムチムチムンムンな雰囲気の女刑事が、実は主人公格の親父に惚れている事がわかりましたが、視聴者はそんな事とっくにお見通しでしたよ。
その相棒の天然系超記憶力少女はストーリーに何ら貢献してませんが、記憶力の設定は最期の金庫破りの為だけに用意されたと思われ。

極悪非道の女ボスも恋愛がらみの怨恨が活動の理由らしくて憎めません。
ついでに、女ボスと親父の声優さんは夫婦なので何だか楽しそうにも見えます。


ストーリー展開は、伏線の張り方が大味なので妙に先が読めないうえに、ご都合主義なのでかえってワクワクします。

以前にゲーム会社でグダグダなSFアドベンチャーゲーム企画の最期に付き合ったのですが、かなりソレの雰囲気に似ていて、楽しさ倍増状態です。

あと数話で終わりの様ですが、本当に楽しみで仕方が無いですヨ?